働くネコ背の腹のうち
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闇の子供たち

「闇の子供たち」という本をご存知ですか?
映画化もされ、8月から上映もしています。

本の内容は、
貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、
もはや生きているだけの屍と化していた。実父にわずか八歳で
売春宿へ売り渡され、世界中の富裕層の性的玩具となり、
涙すら涸れ果てていた…。アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。
幼児売春。臓器売買。モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と
人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作。
となっています。

ちょっと前に深夜のテレビ番組でこの本を紹介されていたことで
私は初めて知りました。
先日、会社の方が映画を観に行かれて、その感想を
話してくれたのですが、重すぎる内容でため息しかでませんでした。

帰りに時間つぶしのために入った本屋さんに、
「闇の子供たち」が積まれていたのを目にし、手にとって開きました。
途中のページをニめくりしただけでもう先を読むことができない状態。
でも数日たって、本の中のあの子はその後どうなったのかが
どうしても気になってまた本屋さんでページをめくりました。

読まなきゃよかった…。

本屋さんで吐きかけたのは初めてです。
「うぐっ」て本当になりました。
一応フィクションであって小説なんですが、根底には小説ではなく
現実におこっている問題視されるノンフィクションであると
表現されている気がしてなりませんでした。
実際にスマトラ沖地震の時にたくさんの子供がいなくなったことが、
これも人身売買や臓器売買ではないかと言われましたよね。

もう立ち直れないほどの衝撃で、恐ろしくてさぶいぼがおさまらないです。
えげつないんですよ、大人のやることが。
守るべき、守られるべき子供たちが誰からも手を差し伸べてもらえない
暗い闇の中で、何の希望も光のない毎日を送っているのかと思うと
憤りで震えるというか…人間ってなんなんだよって思ってしまいます。

決して目をそむけてはいけないことなんだけど、私はもう二度とこの本を
手にすることはない、というか手にできないと思いました。
私の性格上、引きずりまくりで夢にまで出てきてうなされたこと、
何を見ても今の日本は平和ボケしすぎだ!と、何かにつけて
引っ張り出して比べたり立場を変えて考え出したりしてしまうので…。
逃げかもしれませんが、私は私なりに違うかたちで向き合って
いこうかと思うのです。
by oyabun-s | 2008-09-21 14:21 | 毎日のこと